仮にタイトル無用に変更

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<<   作成日時 : 2011/09/27 10:31   >>

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今日は、蒼リグさんの誕生日です。
おめでとうございます、と、メールを書こうと思います。

誕生日を覚えていることが、友人知人と自分との、ささやかな繋がりの結び目です。

・・・

地震直後のことを、少しだけ書きます。

わたしは自宅にいました。
大きく長く揺れた後、居住区域一帯が停電になりました。
停電は24時間以上続き、主な情報源はラジオでした。
夜、「津波による壊滅的被害」というニュース音声が届いても、内容を理解することはできませんでした。
後日、映像を見て愕然としました。
茫然自失でした。


・・・

今年、あるブログが消えてしまって、心細い気持ちになりました。

糸が、決定的に切れてしまったように感じられて、途方に暮れここを消そうかとも考えたのですが、
そうできませんでした。
かといって、今までどおりという状態を選ぶことも、難しく感じました。

選びえたことは、タイトルの変更でした。
(過去の文章を他所に移しましたが、それらは公開されておりません。)

・・・

震災後に読んだ小説の中で、最も深い印象を残したのは、『わたしを離さないで』
『存在の耐えられない軽さ』『人質の朗読会』の三冊でした。
読むべき時に、手におさまってくれた本だと思います。

・・・

「もとの状態」には戻らない。手を伸ばす先は、そちらではないという声がする。

・・・

宛名のない手紙を綴るために、ここを残します。

怪我もなく、大きな病気もせずに過ごしています。
中身の詰まった「大丈夫」という状態です(と、言い切るのもなんだかもじもじした気持ちになりますが)。

画像

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
おひさしぶりです。
なんだか、ピチカートファイヴの
「メッセージソング」という歌を思い出してしまいました。
今年は、いろんな人にとって、
なんでもない日常を改めて考える年になったように思います。
よく、やめるのは簡単だという言葉を聞くし、継続は力なりなんて、
私も実際に職場で生徒に伝える言葉でもありますけれど、
人間ですから、多少なりともいろんな影響を受け、
始めと同じ感情でなんてできないはずなので。
柊さんがここを残す選択をしてくださったことに、
「大丈夫」という言葉に、ただただ私は感謝するばかりです。
またぽそっと熱くつぶやいてくださいね。
こみ
2011/09/28 16:15
こみさん、コメントありがとうございます。
ピチカートファイヴの「メッセージソング」の、
高熱でも冷たくもない、ちょうどいい平熱な感じが
たまらなく心地よくて、うっとりしちゃいます。

更新頻度が月刊→隔月刊→季刊→年刊になりましたが(笑)、
こみさんのコメントを読んで、残そうと決めて
よかったと思いました。
ひたすら感謝です。ぽそっと手紙を書く気分で続けていきますね。

2011/10/01 11:24
こんにちは!

shuuちゃんはどうしているのかな?と
気になっていて、時々覗きに来ていました。

更新されたblogを拝見して、とても嬉しく、
本当にほっとしました。

本当に、本当に、大丈夫でよかった。。。


みふぃこ
URL
2011/10/05 00:18
みふぃこさん、コメントありがとうございます!

年に2〜3回しかSNSを覗きに行かない体たらくなのに、
覚えていただけて光栄に思います。

どんな感謝の言葉で、書き表したらいいのか……。
感謝が、胸いっぱいです。
shuu
2011/10/11 11:49
前回の私のコメントに対する柊さんの返信・・という文脈で、個人的には読ませていただきました。
謎や疑問(笑)・・が氷解するような内容で、ほっとしています。

中身の詰まった「大丈夫」という状態です・・というコトバは、以前も柊さんの文章で見た
記憶があります。
ある意味、取り付く島もないようなコトバですが(私のコメントも遅れてしまいました‥笑)
逆に、そう言い切ってしまって、戻らない「もとの状態」を振り返らずに歩んで行く
のもアリなのかも知れません。

「私の好きな・・」と、「私」を付けざるを得なかった柊さんの「私」の再編が、歳月のなかで
確実に進んでいるのだと理解しています。

写真・・椅子たちがテーブルを囲んで談笑しているようにも見えます(笑)
気持ちの良い空間ですね。

次回のエントリーを楽しみにしています :-)
natsukusa
2011/10/16 23:35
natsukusaさん、コメントありがとうございます。
写真の椅子たち、談笑している風景のようだと
いわれてみると、そのように見えてきました(笑)
はじめ、この椅子たちがおにぎりの海苔に思えまして、
座ってみると海苔に包まれているような気分に
なり、楽しかったので記念に撮りました。
不思議で、気持ちの良い空間でした。

文中で「もとの状態」と書いた時、
震災前の日本の状態のことも重ね合わせていました。
「被災地の復興」が目指すものは何か、と考えた時
「もとの状態」は目指される場所ではないと思えました。
「もとの状態」に拘る「声」(ニュース)が
気になっていて独り言のように挿入してしまいました。

自分自身について言えば、いつも手を伸ばしたら届くところに
あった思い出が、ある日消えてしまって右往左往したけれど、
最終的に「もとの状態」の思い出はなくても、違う方法で
思い出と向き合うことはできるなと、考えるようになった、
と書きたかっただけなのでした。

文章を短くしたいと思うあまり、はしょり過ぎですね……。
次回は来年に、更新したいと思います。

2011/10/20 22:23
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